アイスバス

思考を切り離し、心と対話をする時間 -アイスバス体験記-

先日「ヴィム・ホフメソッド基礎ワークショップ」に参加しましたので、忘れないうちに感想をまとめます。

結論「最高」「めちゃくちゃ楽しかった」でしたが、これだけだとあまりに抽象的すぎるため、言語化を頑張ってみようと思います。

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ワークショップに参加した理由

私、スポーツ選手が好きなんです。好きというより、尊敬という言葉の方が合っているかもしれません。

一生懸命頑張る姿、真剣勝負、チームプレー

それだけでなく、前年の課題や反省をどう翌シーズンに活かしていくかを考え、トレーニングの計画を立てるなど、並々ならぬプレッシャーの中で準備・躍動する姿。かっこいい。

でも、上記にあげたものはスポーツ選手に限る話ではなく、私たち社会人にも共通するところはあるのではないでしょうか?

そんな時、先日読んだ菊池雄星の本で紹介された呼吸法と、私の好きなサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドが身体のリカバリのためにアイスバスに入っていることが記憶にあり、「アイスバス 呼吸法」で検索をかけたところ、ヒットしたのが本ワークショップでした。私の地元、神奈川県茅ヶ崎市のサザンビーチで開催されるワークショップというご縁もあり、完全に興味本位で参加しました

https://innerfreedom.jp

自身の内側に深く入り込む呼吸法

普段、当たり前のように行なっている「呼吸」。

正直、呼吸を行うことが当たり前のことすぎて、呼吸1つで何が変わるのか半信半疑でしたが、ここでまさかの大波乱が。私としては、アイスバスが主役だと思っていた本ワークショップの主役は、まさにこの呼吸法でした。

息を吸う、止める、吐く、止める

こんな当たり前の呼吸でも、『速さ、強さ、深さ』を意識するだけで別物になりました。

早く呼吸をすると、まるでランニングをしている時のように鼓動が早くなる。深い呼吸(腹、背中、頭まで空気を吸い上げるイメージ)をすると、自身の内側に入り込める。(体重で床が凹み始めるような不思議な感覚)

次第に手足が痺れ、身体が暑くなり、夢の中にいるのか現実なのか分からなくなる。科学的には、血中の二酸化炭素量や酸素量が変わり、自律神経や脳内ホルモンに影響を及ぼしているらしい。(要するにやばい状態ではないことを伝えたい)

ここで一番ピンと来る言葉が『自身の内部に触れる感覚』。ふと家族の顔や友人の顔、会社の人達の顔、また中学時代の野球部の顧問の顔など「なぜここにいる?」という人の顔が思い浮かび、それと同時に、いま自分という存在があるのは、この方たちのおかげなのか(あまり好きでない人も含めて笑)と幸せな気持ちになりました。

話を聞くと、その時の自分の状態次第で呼吸セッションの体験は変わるらしい。

この呼吸セッションで気づいたことが、脳のフィルターを通して言葉を発していたり、相手の言葉を受け取っていること。いかに周りの雑音(評価、期待など)に自分の心が支配されていたかを感じました。

「ありのままの自分でいいじゃないか」「あなたの心は何を求めているの?」

そんな優しい声掛けが、このセッションの中で問われた気がしました。気づくと1時間の呼吸セッションが終わっていました。

ただ呼吸をするだけで、これだけ身体にも心にも影響を及ぼす呼吸法。恐るべし。

現実に身を『委ねた』人こそ許されるアイスバス

そして、いよいよ時が来ました。

話を聞くと、どうやら0℃の水に3分浸かるらしい。これはサウナーの私なら分かる。「いや絶対無理でしょ」、だってシングル(サウナー用語で1桁温度の水風呂)の水風呂に10秒も入れないよ。目の前に準備されたアイスバスに手を突っ込んでみる、「終わった...」。

ただ、ここでアイスバスの正しい安全な入り方の極意を聞く。闇雲に「気合いだー!」で入るわけではなく、呼吸法を駆使すれば耐えられるとのこと。ここでいう耐えるは実際には表現が誤っており、正確には「手放す」「諦める」ことだそう。

極意を胸にいざ入湯。いや、入氷。入った瞬間に感じる心の声(生命の危機)、「冷たい」「痛い」「早く出たい」「◯ぬ」。

ただ、ここで「抵抗しない。呼吸に集中する」。

すると不思議なことに、「冷たい」という感覚が徐々に薄れてくる。さらに面白いのは、「あとどれくらいだろう?」と考えた瞬間、また「冷たい」「痛い」に襲われる。

この経験より、人間の状態は思考に支配されていることを実感する。現にアイスバスに入っており、逃げ出したい現実はある。そこで、現実を諦め現実に身を委ねる。そして呼吸法で思考をコントロールした結果、なんと3分間アイスバスに入ることができた!身体はなんの異常もなく無事、生きている。

ポイント

現実 × 思考 = 状態

思考を諦め、呼吸法でコントロールすることで"0"とし、状態を無にする。

アイスバスに入った直後の「早く出たい」「◯ぬ」はなんだったのか。それは、改めて冷静に考えると、自分が生命を維持するためにかけたブレーキであると感じる。入氷して5秒で「早く出たい」と思ったが、結果としてその後2分55秒もの間入ることができた。アイスバスから出ると身体は熱くなり、異常な多幸感とエネルギーにみなぎっている。なんだこれは。そして今の俺は何でもできる気がする、要するに無敵状態。

思考は人間が生存する上で大事なものであるが、同時に厄介なものとなる。これ人生においても、大きな決断や挑戦をする際に知ってる・知らないで大きな差を生むよな。

アイスバスを通して、1つ大事なことを学び、自身のコンフォートゾーンを広げられた。大きな成長の機会をありがとう。

まとめ

  • 呼吸法を通して、自分の心と会話をする時間を設けることができた
  • アイスバスを通して、時に生存思考が厄介なものになり得ることを理解できた
  • ワークショップを通して、様々な方と交流をできる機会をいただけた。とても素敵な場所だった。

実は、アイスバスに入る際に「諦めること」「身を委ねること」など偉そうなことを言いましたが、私自身できている瞬間もある一方、ほぼ耐えてしまっていることが正直なところでした。

「なぜ諦められなかったのか?」「なぜ現実に身を委ねることができなかったのか?」

これから突き詰めていき、また本ワークショップに参加しようと思います。

参加して数日経過しているが、まだエネルギーにみなぎっている。本ワークショップに何回も足を運んでいる方がいたが、気持ちがすごーく分かる、これは中毒性がありますわ。体験した人にしか分からない、得られない価値、絶対にまた参加しよう。

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