概要
App Serviceをはじめ、PaaSサービスは基本的にパブリックIPがデフォルトで存在し、パブリックIPを通して通信するようになっています。
VNet統合は、App Service特有の機能でApp ServiceからVNet内(プライベートネットワーク空間)に専用のエンドポイントを設定し、そのエンドポイントを介してVNet内のリソースにアクセスできるようになります。簡単にいうとApp ServiceからVNet内のリソースに安全にアクセスするための機能です。アプリ側からのプライベート接続に使われます。
これを利用することで、例えばApp Service → DBサービス(PostgreSQLフレキシブルサーバなど)方向の通信を成立させる。
セカンダリNICを設定するのと似ている。