S2S VPNとP2S VPN

S2S VPN(サイト間VPN)とP2S VPN(ポイント対サイトVPN)は、Azureとオンプレミスを接続するための方法です。

S2S(Site-to-Site)は主にオンプレミスデータセンターとAzure仮想ネットワークを接続する方式で、オンプレミス側にはVPNデバイスを用意し、IPsec/IKE VPNトンネルを介して接続します。

P2S(Point-to-Site)は個々のデバイス(PCなど)とAzureをVPNで接続する方式で、デバイスに証明書をインストールし、SSTPまたはIKEv2プロトコルを使用して接続します。

●用語

  • IPsec:インターネットでデータを暗号化して、安全にやりとりするための仕組み
  • IKE:IPsecを使うときに、通信相手同士で「どうやって安全にやりとりするか?」を決める手続き
  • SSTP:Microsoft(マイクロソフト)が作った、インターネット上で安全にデータを送るための技術。特にWindowsでよく使われる
  • IKEv2:IKEの進化版で、より速くて安定した通信をできるようにしたもの。スマホなどがWi-Fiとモバイル回線を切り替えても通信が途切れにくいのが特徴

↑どれもインターネット上でデータを安全にやりとりするための技術

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