最近、「あれ、自分の強みって何だろう?」「そもそも自分のやりたいことって何だろう?」というモヤモヤを感じ、『自分の変え方』を再度手に取りました。
ちなみに昨年読んだ際の感想は、以下のブログ記事にまとめてます。
この本は、単なる精神論ではなく、「認知科学」の視点から、どうすれば人は本当に変われるのかを解き明かしています。
再読した中で特に改めて勉強になったポイントを、5つのトピックでまとめます。
目次
本質①:「自分のことだけ」を考えていると、成長の情報は入ってこない
人間の脳は、自分にとって重要だと信じている情報しかインプットできない構造になっています。
- 抽象度の低さと情報の遮断: 自分のことしか考えていない(余裕がない)状態は、「抽象度が低い」状態です。
- レベルの高い情報は「不要」とみなされる: この状態では、今の自分よりレベルの高い情報は、脳が「必要ない」と判断し、受け入れられません。情報が入らなければ体験も生まれず、結果として成長が止まってしまいます。
現状を打破するには、まず自分以外の視点を持つことの重要性を痛感しました。
本質②:「無意識(信念)」を理解することが、本当の自己理解
「自分を変える」ためには、まず今の自分を正確に知る必要があります。
- 21歳までのプログラミング: 私たちの無意識の中にある信念(思い込み)は、21歳頃までに親との関係や衝撃的な体験を通じて形成され、その後の人生の選択・行動のベースとなります。
- 信念が世界を作る: 私たちは、自分が信じた通りの世界を生きています。自分の無意識にある信念(エンパワーリングビリーフか、リミティングビリーフか)を理解することこそが、真の自己理解なのです。
転職活動を例に考えた際、多くの人が「今の仕事が嫌だから」という現状起点で動いてしまいがちです。しかし、それではまた似たような環境を選んでしまう「ループ」に陥ります。
- リミティングビリーフ: 「自分には無理だ」と行動を抑制する信念。
- エンパワーリングビリーフ: ゴールに向かう行動を後押しする信念。
「その信念は、自分のゴールに対して効果的か?」という視点を持つことで、他人軸ではない、自分だけの「理想起点」の選択ができるようになります。
本質③:「後天的無意識(OS)」は書き換えることができる
意思決定の95%を担う「無意識」ですが、これは決して変えられないものではありません。
- OSのアップデート: 大人になってより強固となる「後天的無意識」は、書き換えることが可能です。スキル(アプリ)をいくら詰め込んでも、土台となるOSが古いままでは、アウトプットは変わりません。そのため「人生を変えたい」という人には、無意識の書き換えは必須と言えます。
- 重要関数の変化: 無意識を書き換えるとは、自分の中で大事にしているものの優先順位(重要関数)が変わることです。それまで重要だと思っていなかった物事や情報を見聞きしたり、拾ったりするようになります。
「変わりたくない」という本能(ホメオスタシス)を理解しつつも、後天的無意識(OS)はアップデートできるという事実は、希望になります。
本質④:コンフォートゾーンを「未来の理想」へずらす
認知科学のコーチングにおいて最も重要なのは、「現状の外側」にゴールを設定することです。
- 臨場感の魔法: 脳は、今か未来かに関わらず、より強い臨場感(リアリティ)を抱ける方を「コンフォートゾーン(居心地の良い場所)」だと認識します。
- 現状への違和感: 正しいゴール設定によって、未来の自分に対して今よりも強い臨場感を持てるようになると、脳はそちらをコンフォートゾーンだと見なします。すると、現状に違和感を持ち、自然と行動が変わっていくのです。
成功者や経営者は、未来の自分にコンフォートゾーンがあることが多く、そのため現状に留まらず行動し続けられるのだと深く納得しました。
本質⑤:自分を変える「5ステップ」と決断の覚悟
本書では、自分を変えるための具体的なプロセスを5つのステップで示しています。
- 自己決定: 今の生き方を守るか、新たな方向に飛び出すかを選択する。
- 自己理解: 自分の無意識(欲求・能力・機能)を深く理解する。
- GOAL設定: 現状の外側に、自己欲求に根ざした正しいゴールを設定する。
- 決断: コンフォートゾーンの外側に飛び出すと決め、今までとは異なる選択・行動を取ると決める。
- アクションプラン: 具体的な行動や成果目標を定める。
このプロセスにおいて、特に重要なのが「決断」です。 「変わりたくない」という本能(ホメオスタシス)を理解しつつ、この決断フェーズで人間は躊躇してしまう生き物。
「飛び出せば、考えもしなかったカオスが待っている。だから、悩む時間に意味はない」、「 可能性とは、今、何を選択するか」「過去に関係なく、この瞬間からの選択で、未来は変えられる」。これらの言葉に背中を押してもらえました。
最後に:自分をアップデートし続けたいあなたへ
「今の生き方の外側」に飛び出すのは怖いことです。しかし、その恐怖こそが、無意識が書き換わり始めているサインなのかもしれません。
この本を再読した背景に「自分が分からない」があり、正直再読したところで本当の自己理解は解決できませんでした。ただ、自己理解するためのノウハウやそもそもの人間の仕組みを再度把握することができました。結論、ミズカラの提供サービス『REBOOST』を受講しようと思います。(受講する勇気をもらえました)
