Azure ネットワーク 技術

【Azure】ロードバランサー一覧

2025年3月9日


概要

Azure CDN(Contents Delivery Network)

Azureリージョンにコンテンツをキャッシュし、クライアントからの接続を様々な場所にあるPoP(ポイントオブプレゼンス)に分散させることで、大量配信を可能にしたり、大量のアクセスからオリジン(配信元)サーバを保護することができます。

PoP(ポイントオブプレゼンス)は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などが設置する、複数のネットワークや通信デバイスが接続を共有するアクセスポイントまたは拠点

Azure Front Door

世界中からのWebアクセスを最適な経路で届ける「入口」サービスです。スピード・可用性・セキュリティをまとめて強化できます。

  • グローバル負荷分散(複数リージョンのアプリへの自動振り分け)
  • CDN機能(コンテンツをエッジサーバから高速配信)
  • SSL終端(HTTPS通信をFront Doorで処理)
  • WAF(Web Application Firewall)によるセキュリティ

Azure Traffic Manager

Web系以外(TCP)のプロトコルにも対応可能なDNSロードバランサー。パブリックに公開されているアプリケーションへのトラフィックを世界各国のAzureリージョン全体に分散することができる。(例:日本からアクセスしているユーザには日本リージョンのアプリケーション、米国からアクセスしているユーザには米国リージョンのアプリケーション)

Azure Load Balancer

マネージドなL4ロードバランサー。IPアドレスとポートベースの負荷分散サービスである。(送信元IPアドレスとポートに基づくトラフィックを送信先IPアドレスとポートにルーティング)

内部向けのプライベートロードバランサーあるいは外部向けのパブリックロードバランサーとして動作します。また内部で高可用性構成となっており、ユーザ側でALBを冗長構成にするなどの対応は不要である。

Azure Application Gateway

マネージドなL7ロードバランサー。URLやホストヘッダーなどHTTP要求の追加属性に基づいてルーティングを決定します。

  • Cookieを利用したセッション永続化
  • SSLコネクションの終端
  • WAFも追加できる

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